xbasip: X-BASIC like package for micropython-x68k

xbasipパッケージ

graphモジュール

• pset(x, y, color)

  • ドットを描画します。
  • x -- X座標
  • y -- Y座標
  • color -- カラーコード
    • 16色モード、256色モードの場合はパレットコード
    • 65536色モードの場合は64K色コード（0b_GGGGG_RRRRR_BBBBB_L：RGB各5ビット、L輝度1ビット）

• line(x1, y1, x2, y2, color, style=0xffff)

  • 直線を描画します。
  • x1 -- 始点X座標
  • y1 -- 始点Y座標
  • x2 -- 終点X座標
  • y2 -- 終点Y座標
  • color -- カラーコード
  • style -- ラインスタイル。16ビットのパターンと見なし、実線（0xffff）や点線（0xaaaa、0xcccc）などを指定することができます。

• line_to(x, y, color, style=0xffff)

  • 前回のline終点またはpset点を始点に直線を描きます。

• box(x1, y1, x2, y2, color, style=0xffff)

  • 四角形を描画します。

• fill(x1, y1, x2, y2, color)

  • 中を塗りつぶした四角形を描画します。

• circle(x, y, r, color=None, start=0, end=360, ratio=256)

  • 円や楕円、扇形、円弧を描画します。
  • x -- 中心点X座標
  • y -- 中心点Y座標
  • r -- 半径
  • color -- カラーコード
  • start -- 開始角度（度）
  • end -- 終了角度（度）
  • ratio -- 扁平率
    • ratio＜256 : 横長楕円（rを横半径とする）
    • ratio＝256 : 真円
    • ratio＞256 : 縦長楕円（rを縦半径とする）
  • 開始角度や終了角度に負数を与えると扇形を描くことができます。

• paint(x, y, color, buf=None)

  • 単色領域内を塗りつぶします。
  • x -- 塗りつぶし開始点X座標
  • y -- 塗りつぶし開始点Y座標
  • color -- カラーコード
  • buf -- 作業用バッファ（bytearray）。省略時は内部で1024バイト確保します

• get(x1, y1, x2, y2, buf=None)

  • グラフィック画面から矩形領域をデータとして取り込みます。
  • x1 -- 始点X座標
  • y1 -- 始点Y座標
  • x2 -- 終点X座標
  • y2 -- 終点Y座標
  • buf -- データバッファ（bytearray）。省略時は内部で確保します
  • 戻り値 -- データバッファを返します

• put(x1, y1, x2, y2, buf)

  • データを矩形領域に描画します。
  • x1 -- 始点X座標
  • y1 -- 始点Y座標
  • x2 -- 終点X座標
  • y2 -- 終点Y座標
  • buf -- データバッファ（bytearrayもしくはbytes）

• get2(x1, y1, x2, y2)

  • グラフィック画面から矩形領域をデータとして取り込みます。データ構造はget()、put()と少し異なります。データの先頭に幅、高さ、色モードの3ワードが付与されます。
  • x1 -- 始点X座標
  • y1 -- 始点Y座標
  • x2 -- 終点X座標
  • y2 -- 終点Y座標
  • 戻り値 -- データバッファ（bytearray）を返します。データの先頭に下記の3ワードが付与されます
    • 矩形領域の幅（16bit） : 画素数
    • 矩形領域の高さ（16bit） : 画素数
    • 色モード（16bit） : 0x000f（16色）、0x00ff（256色）、0xffff（65536色）
  • window()によるクリッピングエリアの設定はこの関数に反映されません。

• put2(x, y, buf, mask=None)

  • 矩形領域データとして取り込みます。データ構造はget()、put()と少し異なります。データの先頭に幅、高さ、色モードの3ワードが必要です。また、マスク色を指定して透過描画することができます。
  • x -- 始点X座標
  • y -- 始点Y座標
  • mask -- マスク色カラーコード。データ中のこの色の部分は描画しません。描画先が透過します
  • buf -- データバッファ（bytearrayもしくはbytes）。データの先頭に下記の3ワードが必要です
    • 矩形領域の幅（16bit） : 画素数
    • 矩形領域の高さ（16bit） : 画素数
    • 色モード（16bit） : 0x000f（16色）、0x00ff（256色）、0xffff（65536色）
  • window()によるクリッピングエリアの設定はこの関数に反映されません。

• symbol(x, y, str, xmag, ymag, font_size, color, dir=0)

  • グラフィック画面に文字列を描画します。
  • x -- 始点X座標
  • y -- 始点Y座標
  • str -- 文字列
  • xmag -- 横方向の倍率（1～255）
  • ymag -- 縦方向の倍率（1～255）
  • font_size -- フォントサイズ
    • 0 : 6×12、12×12
    • 1 : 8×16、16×16
    • 2 : 12×24、24×24
  • color -- カラーコード
  • dir -- 方向
    • 0 : 0度
    • 1 : 90度
    • 2 : 180度
    • 3 : 270度

• point(x, y)

  • 指定位置のドットのカラーコードを返します。
  • x -- X座標
  • y -- Y座標
  • 戻り値 -- カラーコード

• palet(pal, color)

  • グラフィックのパレットを設定します。
  • pal -- パレット番号
  • color -- カラーコード
    • 0～65535 : 64K色コード（0b_GGGGG_RRRRR_BBBBB_L：RGB各5ビット、L輝度1ビット）

• rgb(r, g=None, b=None)

  • R、G、Bの成分を0～31で指定し64K色コードを求めます。最下位の輝度1ビットは0固定です。
  • r -- R成分（0～31）
  • g -- G成分（0～31）
  • b -- B成分（0～31）
  • 戻り値 -- 64K色コード（0b_GGGGG_RRRRR_BBBBB_0：RGB各5ビット、L輝度1ビット＝0）
  • 引数を１つのtupleで与えることも可能です。

• rgb24(r, g=None, b=None) -- RGB各8bit、tupleで与えることもできます

  • R、G、Bの成分を8ビットで指定し64K色コードを求めます。最下位の輝度1ビットは0固定です。
  • r -- R成分（0～255）
  • g -- G成分（0～255）
  • b -- B成分（0～255）
  • 戻り値 -- 64K色コード（0b_GGGGG_RRRRR_BBBBB_0：RGB各5ビット、L輝度1ビット＝0）
  • 引数を１つのtupleで与えることも可能です。

• hsv(h, s, v)

  • H、S、Vの成分から64K色コードを求めます。最下位の輝度1ビットは0固定です。
  • h -- 色相（H）成分（0～191）
  • s -- 飽和度（S）成分（0～31）
  • v -- 明るさ（V）成分（0～31）
  • 戻り値 -- 64K色コード（0b_GGGGG_RRRRR_BBBBB_0：RGB各5ビット、L輝度1ビット＝0）
  • 引数を１つのtupleで与えることも可能です。

• contrast(level)

  • 画面全体のコントラストを指定します。
  • level -- コントラストレベル
    • 0～15 : コントラスト低い～高い

• window(x1, y1, x2, y2)

  • クリッピングエリアを設定します。
  • x1 -- クリッピングエリアの左上X座標
  • y1 -- クリッピングエリアの左上Y座標
  • x2 -- クリッピングエリアの右下X座標
  • y2 -- クリッピングエリアの右下Y座標

• wipe() -- グラフィック画面消去

  • アクティブページのクリッピングエリア内を消去します。

• apage(page)

  • アクティブページ（描画ページ）を設定します。
  • page -- ページ番号（0～3）

• vpage(page_bit) -- 表示ページ

  • 各グラフィックページのON/OFFを設定します。
  • page_bit -- 各ページに対応するビットを1にすると表示ON、0にすると表示OFF
    • bit 3 : ページ3
    • bit 2 : ページ2
    • bit 1 : ページ1
    • bit 0 : ページ0

• home(page, x, y)

  • 表示画面の左上に対応する実画面の座標を設定します。
  • page -- ページ番号（0～3）
  • x -- 表示画面の左上に対応する実画面のX座標
  • y -- 表示画面の左上に対応する実画面のY座標

• scroll(page, x, y)

  • グラフィック、テキストの表示座標を設定します。
  • page
    • 0～3 : グラフィックページ番号
    • 8 : テキスト
  • x -- 表示画面の左上に対応する実画面のX座標
  • y -- 表示画面の左上に対応する実画面のY座標

X68000メモ

グラフィック画面

• 表示画面

  • 768×512画素16色×1層
  • 512×512画素16色×4層、256色×2層、65536色×1層
  • 256×256画素16色×4層、256色×2層、65536色×1層

• 実画面

  • 1024×1024画素16色×1ページ
  • 512×512画素16色×4ページ、256色×2ページ、65536色×1ページ

• screen関数

  • screen(2, 0, 1, 1) -- 768×512画素16色×1ページ
  • screen(1, 3, 1, 1) -- 512×512画素65536色×1ページ
  • screen(1, 2, 1, 1) -- 512×512画素256色×2ページ
  • screen(1, 1, 1, 1) -- 512×512画素16色×4ページ
  • screen(0, 3, 1, 1) -- 256×256画素65536色×1ページ
  • screen(0, 2, 1, 1) -- 256×256画素256色×2ページ
  • screen(0, 1, 1, 1) -- 256×256画素16色×4ページ